野立て架台システム 2019.03.13 ・Aスタンドシステム 野建て太陽光発電システムの設置において、設置時間と費用を大幅に削減することができる新たなシステムがAスタンドシステムです。従来のコンクリート基礎工法に替る新たな基礎工法「Aスクリュー」と部品点数を減らし、シンプルな構造を追及した結果、簡単施工を実現した架台「Aデッキ」、これらを組み合わせた架台設置システムがA-スタイルのAスタンドシステムです。 A-スタイルのAスタンドシステムなら100kW級の太陽光発電システムの場合、従来のコンクリート基礎工法で7日間かかっていた施工期間を2日間まで短縮できます(弊社データによる)。 ・Aスクリュー Aスクリューは従来のコンクリート基礎工法に替る新たな基礎工法です。 大きなスクリュー杭をねじ込む工法により通常の杭では実現できない強固な支持力(上下方向)を発揮します。 使用するスクリュー杭は、所謂どぶづけと言われる溶融亜鉛めっきを施してます。溶融亜鉛めっきは電気亜鉛めっきと比較して平均膜厚が約20倍(約100μm)あるため耐蝕性及び耐キズ性が優れています。 Aスクリューはコンクリート基礎工法と比較し、廃土が発生しません。また、撤去時にはスクリュー杭を引き抜き簡単な整地で現状復帰がスピード対応でできるなど、環境にやさしい工法です。もちろん、使用したスクリュー杭はリサイクルが可能です。 ・Aデッキ Aデッキは、架台部分に硫酸アルマイト加工を施したアルミニウム部材とスクリュー杭と同様の表面処理を施したスチール部材を選択することができます。 いずれも、耐蝕性に優れ長寿命を実現します。また、架台の設計では部品点数を減らしシンプルな構造を追及した結果、簡単に組立ができる構成となっております。 1. 架台のフレーム及び杭など部材は劣化を抑え長寿命を実現します。 架台のフレームは、アルミニウム素材は硫酸アルマイト加工、スチール素材は溶融亜鉛めっき加工を施すことで劣化を抑止しています。スクリュー杭はスチール素材で同様に溶融亜鉛めっきの表面処理をしています。これらの表面処理により、長期にわたり太陽光発電システムを支える架台を実現します。 2.スクリュー杭が大きな支持力を実現します。 大きなスクリュー杭をねじ込む工法により通常の杭では実現できない強固な支持力(上下方向)を発揮します。 3.杭打ち1本あたり2分の高速施工を実現します。 Aスクリューは従来のコンクリート基礎工法による杭打ちから重機を使用しスクリュー杭をねじ込むという画期的な工法により杭打ちの施工部分だけで考えると、何と1本あたり2分の高速施工を実現しました(弊社データによる)。これにより作業時間、作業費の大幅削減を可能にします。 4.架台の組み立ては、簡単でらくらくです。 Aデッキは、部品点数を減らしシンプルな構造を追及した結果、架台の組み立て部分だけで計測すると2人で1ユニット(3段4列の場合)あたり、たったの45分程度で設置を完了しました(当社データによる)。 5.地球にやさしいエコ仕様です。 Aスクリューはコンクリート基礎工法と比較すると廃土が発生しません。撤去時はスクリュー杭の引き抜きと簡単な整地をするだけで現状復帰ができます。使用した架台のアルミ材やスクリュー杭のスチール材はリサイクルが可能です。とても地球にやさしいエコな工法です。 瓦屋根専用架台 太陽光発電の仕組み