評価試験場所の状況 2019.03.13 ・ボーリング柱状図 試験位置近傍で行ったボーリンク調査の結果を下記に示す。 地質層序表 (1)表土:Ts 調査地の最上位に分布する。黄褐色の粘土を主体とし、多量の木根や草根をする。 層厚は0.50~1.00mで、N=1である。 (2)沖積層粘性土:Ac 今回の調査深度内での最下位に分布する。暗灰色のシルトからなり、砂分を混入する。 含水量は多く、粘性が強い。所々、砂の薄層を挟む。所により、有機物や貝殻片を混入する。 孔の下部では、砂分の混入はみられず、含水量が少ない。調査深度まででの確認層厚は、14.45~14.95mである。 N=0~6であり、コンシステンシーとしては”非常に軟らかい~軟らかい~中くらい”に分類される。 なお、参考として、N値と砂の相対密度との関係を表3-2-2に、粘土のコンシステンシー,N値,quの関係を表3-2-3に示す。 N値と砂の相対密度との関係 粘土のコンシステンシー,N値,quの関係 ・地下水位について 今回実施したボーリング掘進時に確認された、ボーリング地点での孔内水位を以下に示す。いずれも自然位として確認した。 孔内水位一覧表 開発品のFEM解析 施工方法