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2023年 年頭挨拶

明けましておめでとうございます。

昨年は新型コロナウイルス感染の影響を受けつつ、ロシアのウクライナ侵攻が続き、経済活動は物価の高騰と相まって停滞化の一方でした。さらに、ワクチン接種も進み終息に向かいつつありますが、ロシアのウクライナ侵攻は長期化する模様を呈しております。また、北朝鮮のミサイル発射。台湾海峡の不穏な動きもあり、再エネにとってはロシア産エネルギーの供給不足による化石エネルギーへの回帰、中国製品に多くを依存する太陽光発電所への製品の供給不安というマイナス要素を世界経済が乗り越えていく事を願うとともに、笑顔あふれる1年でありますようにとご祈願致します。

さて、政府は、ロシアからのガス供給の不安と世界全体の不安定化によるエネルギー内製化もあり、「2050年排出実質0」の旗印は変わらないとしています。そのため再エネへの追い風は今年も継続しそうな気配です。さらに電力各社の電気料金値上げもあり、産業用自家消費は一大ブームとなっております。

産業用自家消費システムに関しては未だベストな方向性が固まっていない状況にあります。その中で是非おすすめした製品として弊社が独自に開発してきた直流連携型蓄電池システムの特徴を活かした製品(特許取得並びに登録商標:eCHARGE)があります。一方交流連携のシステムは、交流から直流に変換して充電しまた交流に戻して系統に流す冗長性があります。

もともとFIT用に開発した蓄電池でしたが、その効率性が非常に高いため法規制がどんどん強まってきて新規に導入していくことが極めえて困難になっていました。ところが産業用自家消費の分野ではそのような法規制が適用されておりません。そこで弊社としては従来の高効率性とパワコン部分が不要のためのシンプルで多様性があり圧倒的コスト競争力を持つという特徴を生かしつつ、自家消費向けに更なるパワーアップを計るシステムの発売を開始しております。

自家消費システムとしての特徴は従来パワコンの容量を超えた電力は、使用されずに捨てられていましたが、その非消費の電力を使用する性能も持っています。そのため、自家消費用にはリーズナブルで最適のシステムだと自負しております。加えて、このシステムは独立電源としても自家消費されるピーク電力をシフトさせる用途としても活用可能にもなっております。

パワコンでは、捨てることになる非消費電力を夜間又は災害時にも活用できます。そのため交流連携用や蓄電池内蔵型の高価で大容量な蓄電池システムを導入したりすることなく安価で効率的に災害時のBCP対応や地域共生型の非常時電力供給源としても是非活用して戴ければ開発者冥利に尽きると思っております。

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